著者 : 香山滋
海鰻荘奇談海鰻荘奇談
「ゴジラ」原作者としても有名な、異色の探偵作家・香山滋の代表的な傑作を厳選した作品集。後に「ゴジラ」に結実する空想科学ものの原点にしてデビュー作「オラン・ペンデクの復讐」、第一回探偵作家クラブ賞新人賞を受賞した極彩色の妖夢譚「海鰻荘奇談」他、幻想怪奇、秘境のロマン、エロティシズムに彩られた全十編。
日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(4) 妖異日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(4) 妖異
妻が旅行で不在のあいだ、実家に戻った作家が、犬の散歩の際に訪れた河原で、のっぺらぼうの奇妙な人形を拾う(「人形」)。小さな箱を携え、エーゲ海の船旅に参加した男が、いけすかないアベックの殺害を企てる(「エーゲ海の殺人」)など、歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、奇異で妖しい物語を収録した珠玉作短編集シリーズ第四弾。
怪獣総進撃怪獣総進撃
日本怪獣映画の原点というべき不朽の名作。企画書として書かれたまま、永らく埋もれていたオリジナル原作を、初めて単行本化。(「ゴジラ」)。東宝怪獣映画シリーズ中、唯一ビデオ化されていない幻の作品。ゴジラと同じ香山滋による原作は、昭和30年の初刊以来、38年ぶりの復活。(「獣人雪男」)。キノコ人間・マタンゴの恐怖を描いてファンの評価も高い異色のホラー作品。掲載誌不明とされていた原作小説をついに発見。(「マタンゴ」)。
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