著者 : 高山由紀子
かたみ仕舞いかたみ仕舞い
日本橋で四代続いた唐物屋「西湖堂」のひとり娘・小夜は、店の再興を願い、かつて店を裏切った丈四郎の「玉寶堂」の門を叩いた。商いを教えてほしいと、ひと月通い、ようやく小夜に与えられた仕事は、死者の遺品を選別する「かたみ仕舞い」だった──。浅草の髢屋の大女将・千代の遺品を整理するため、「菱屋」を訪ねた小夜は、そこで、不自然な長さの刀剣を見つける。小夜は、その剣に他の遺品にない千代の想いを感じるが……。
逢瀬の花 花魁くノ一逢瀬の花 花魁くノ一
吉原の遊女・小梅が何者かに殺された。その翌日、吉原の代筆人、雪乃の許に小梅からの包が届けられる。代筆を頼まれただけの小梅から預けられた包に困惑する雪乃。その恐るべき中味を知ったとき、運命が動き始める。
吉原代筆人 雪乃 三 繚乱の海吉原代筆人 雪乃 三 繚乱の海
愛する夫に会いたい。それだけを望む雪乃だったが、花魁道中の豪奢な衣装に目をつけ禁制品摘発を進める幕府と密貿易組織との抗争に巻き込まれ命を狙われる。すべての謎が解き明かされる人気シリーズ第三弾。
吉原代筆人 雪乃 二 みだれ咲吉原代筆人 雪乃 二 みだれ咲
すべてを奪った火事の真相を探るうちに、不可解な事件に巻き込まれる代筆人の雪乃。苛酷な人生に向き合い、したたかにみだれ咲く遊女たちに助けられ、真実に迫る雪乃の活躍を描く大人気謎解き長編第二弾!
吉原代筆人 雪乃 一 色もよう吉原代筆人 雪乃 一 色もよう
吉原で読み書きのできない遊女にかわって文を綴る代筆屋を営む雪乃。持ち込まれる文の因縁を図らずも解く内に雪乃の秘密も少しずつ明らかになっていく。人情、色恋、謎解き全てが詰まった傑作時代小説登場!
ドン・フランシスコ・大友宗麟ドン・フランシスコ・大友宗麟
本書は、信仰と戦争のはざ間でゆれ動く争麟を、キリシタン宣教師との信仰問答や宮司の娘で妻の玉依との確執をからませつつ、宗麟の謎を一枚ずつはぎ取っていく。『国東物語ドン・フランシスコ・大友宗麟』の続編。
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