著者 : 鶴
完璧主義の天才魔術師様が私の口説き方を私に聞いてくるのですが!?完璧主義の天才魔術師様が私の口説き方を私に聞いてくるのですが!?
天才と名高い宮廷魔術師団長マレフィクスの補佐官になったミリー。マレフィクスは効率重視で全ての食事を錠剤化したり、「凡庸な人間は私とは違うので休憩したほうがいい」とナチュラル高慢な気遣いをしてきたり、何かとズレている変人だった。愛想笑いで対応するミリーだが、ある日「求婚したい人がいるので口説く練習に付き合ってほしい」と頼まれる。あの団長が求婚!? と浮き立つも、話を聞くうちミリーは確信するーーもしかしなくても私のことでは?「これって告白ですか?」「違います」謎の意地を張るマレフィクスにほだされ、ミリーは『練習』を引き受けることに。しかし、変人魔術師が普通のデートをできるはずもなく……!?
一目惚れの呪いにかかっても、王太子とは恋に落ちません一目惚れの呪いにかかっても、王太子とは恋に落ちません
女学校の卒業式の日に、王太子アレクシスと一緒に「一目惚れする呪い」に巻き込まれてしまったリーナ。しかし極度の女嫌いな彼は恋に落ちず、代わりにリーナに触れなければ毒に侵される体に!訳あって借金を抱えているリーナは、報酬と引き換えにアレクシスの「毒消し係」として契約を結ぶ。最初は無愛想で冷たいアレクシスだったがー「君にそばにいてほしくてたまらない。君に触れたい。…俺は、君が好きだ」いつの間にか熱く迫られていて!?
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