著者 : 黒猫子猫
私はこの恋の終わらせ方を知っている(1)私はこの恋の終わらせ方を知っている(1)
宿屋で一糸まとわぬ姿でエレナの隣に寝ていたのは、王家の尖兵として知られ《剣》と呼ばれる部隊の近衛騎士、シオン・フォセカだった。彼はエレナに向かって「お前は誰だ」と冷たい声で言い放つ。とある理由からシオンには昨夜の記憶がなかった。エレナはその場から逃げ去り、街である青年に助けられ都から遠く離れた屋敷で働かせてもらうことになる。だが、そこになんとシオンが現れーー。「お前は誰だ」繰り返される詰問。エレナの正体は第二王女で、ある能力があり、そしてシオンは彼女の護衛騎士だった。何も覚えていないシオン、そしてエレナの身に何が? 記憶を失っても何度も何度もエレナを求めようとするシオン、その恋を終わらせたいと願うエレナーー。 互いを思う気持ちが一途でピュアな王女と騎士の愛の逃避行ラブストーリー!
凶神の花嫁は、良妻を自称する 〜旦那様、浮気も無視も大歓迎です〜凶神の花嫁は、良妻を自称する 〜旦那様、浮気も無視も大歓迎です〜
「お前の初めては、全部貰う事にした」 下級の女神アメリアは、至高神レイの7番目の花嫁として嫁入りすることになった。これまで彼に嫁いだ6人の花嫁は、気が狂ったり行方不明になったり、ことごとく不幸になったという。しかし、アメリアの目標は、形だけの妻として自由を謳歌することだった。 そんな夫を顧みない花嫁に振り回されながら、アメリアの無垢な体と反応に独占欲を芽生えさせていくレイ。 微妙にかみ合わない二人の、結婚から始まる神様系ファンタジーロマン。
PREV1NEXT