小説むすび | 著者 : 黒野伸一

著者 : 黒野伸一

あした、この国は崩壊する ポストコロナとMMTあした、この国は崩壊する ポストコロナとMMT

二〇四〇年、消費税20%、長引くデフレの影響で荒廃している東京。フリーの看護師園田詠美は、元政治家で、その後は活動家となったかつての高校の同級生の街頭演説に遭遇する。しかし突然、爆発が起こり、その活動家を救出しようとしているさなかに意識が飛ぶ。 コロナ後の世界、そしてMMT(現代貨幣理論)を採り入れた日本経済を描いた、まったく新しい経済SF小説です! 【著者から】 いつまでも続くデフレ。 そしてそれに追い打ちをかけるかのようなコロナ禍。 果たしてこれまで日本の経済政策というのは正しかったのか? MMTに根差した正しい財政出動が行われていたら、 各地で甚大な被害を起こしている異常気象へのインフラ整備、 そしてコロナ禍の際に逼迫した医療機関も、 もっと有効に機能していたのではないか……。 この国の未来を憂い、希望を見出すためにこの小説を書きました。 まだ遅くはありません。 今、私たちの手の上には二つの未来があります。 ───黒野伸一(著者)

国会議員基礎テスト国会議員基礎テスト

出版社

小学館

発売日

2018年2月15日 発売

政治家にも、資格試験を! 三世議員の黒部優太郎は、典型的なボンボン議員だ。部会や委員会をさぼってはデートに明け暮れていた。もっぱらその尻ぬぐいをしていた秘書の橋本は、自分が政治家になるという野望を隠さなくなった。優太郎は、自身の相次ぐスキャンダルと、橋本が周到に準備した策略にはまり、議員辞職を余儀なくされる。 橋本は補欠選挙を勝ち抜き、晴れて代議士となった。三権分立のうち、どうして一番大切な立法を構成する国会議員にだけ試験がないのかを疑問に思っていた橋本は、程なく、政治家にも資格試験を義務化する「国会議員基礎テスト」法案の立法に向けて邁進するのだが……。 「この国を変えるのは、読んだあなただ!」ベストセラー 『限界集落株式会社』の黒野伸一が国会議員の在り方に一石を投じる、全国民必読の政治エンタテインメント!! 【編集担当からのおすすめ情報】 物語は、Q&Aで展開! 読み進むうちに、政治についての理解が進みます。介護や貧困、過疎など、主人公を通して様々な課題に取り組めます。

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