小説むすび | 著者 : AKuBiy

だめな恋ばかりを繰り返していた１６歳の光生。負けん気が強く、口も悪い。人一倍ヤキモチ焼きで超寂しがり屋。だけど素直になれないから憎まれ口ばかり叩いてしまう。そんな光生が見つけた本当の愛。わがままな態度に怒りもせず、いつも優しく包んでくれる二つ上の龍司。だが“好き”と言われない不安が光生をだんだん追い詰めていく。“永遠”の愛を求めた少女の愛の物語。

本当の愛を求めもがき続けた１０代の切なすぎるラブストーリー。中学３年生の宝は、彼女がいる彼に片想い中ー。宝の兄・愛十は、自分でも認める小悪魔男子。でも実は忘れられない人がいた。宝と愛十の苦しい恋が静かに動き出す…。

１５歳の夏が初めて恋をした相手は、２年先輩で彼女のいる海。報われない恋に胸を焦がすなか、先輩の弟・大地と知り合ったことでだんだん距離が近づいていく。やがて知った大地の想い。それぞれの切ない想いを抱えて迎えたクリスマス・イヴの夜…。この切なさに、感動に、読者からのリクエストが殺到した、超話題のラブストーリー。

弟・大地に恋人を奪われた優しい兄・海。海の傷心を支えて結ばれた夏の、小さな恋。嵐の海に浮かぶ小舟のように揺れ動き、錯綜していた４人の恋はようやく落ち着いたかに見えたが…。読んだ人すべてが涙した…超話題のラブストーリーついに完結。