著者 : Genyaky
一介の傭兵であったシオンは、ひょんなことから大公令嬢であるロメリアの命を救う。ロメリアに莫大な報酬を約束させウキウキ気分であったシオンだったが、与えられたのはー爵位と領地であった。期待していた報酬とは違ってはいたが、気持ちを切り替え領地経営に着手していく。しかしもらった領地は問題尽くめで…?覇道を征くシオンの征服譚がいま始まるー。
“吸血鬼の真祖”に生まれ変わった最強の魔術師カイ=レキウスは、アーカス州を征服した後、間髪を容れず隣州への侵攻を開始した。側近たちが巨大なゴーレムを駆り、五千の兵が付き従う「夜の軍団」の快進撃。だがそれは、“蒼の乙女”と呼ばれる偉大な巫女を崇拝し、降伏よりも自死を選ぶ民の盲信を前に、足止めを余儀なくされた。人心を掌握するため、まずは“蒼の乙女”ファナを手中にせんとするカイ。ファナを護る聖堂騎士タリアの忠誠、帝国中央から派遣された魔道士の思惑、そして三百年前からの因縁が絡みあい、事態は意外な方へと転がり始める!魔術の秘奥を極めし覇王による再征服譚第二幕!!
最強の魔術師カイ=レキウスは覇王として大陸統一を果たした後、表舞台から姿を消した。そしておよそ三百年後、魔術儀式によって不老不死不滅の“吸血鬼の真祖”として生まれ変わった!これで愛する魔術を心ゆくまで研鑽できると思ったのもつかの間、彼が眠っていた間に、自らが発展させた魔術という一大技術は完全に廃れ、苦労して作り上げた統一国家は一部の特権階級が民を虐げる国へとなり果てていた。「ならば綺麗さっぱり叩き壊して、今度こそ理想の国に造り替えてやる」カイは魔術と吸血鬼の力をもって覇道を歩んでいく。悪を殺し尽くし、有能なる者を臣下に次々と従え、再び世界を征するその時まで!第1回ドリコムメディア大賞銀賞。
討伐軍とメルクリオ軍の全面戦争開幕!闘技大会でレイが敗北したランクS冒険者ノイズが現れ、今度は制限無しの本気の戦いが始まる。レイとセトはスキル全開のチームプレイで挑むが、一歩届かない…しかし追い込まれたレイが、新たな技を覚醒させる!?一方、最大戦力だったレイを抑えた討伐軍は、一気にメルクリオ軍を叩くべく全軍で攻撃をしかけ…?ベスティア帝国内乱編、完結!!異世界が震撼した激戦を見届けよ!
第一皇女を反乱軍に合流させるべく帝都から出発したレイ。しかしその道を阻むのは、自我を奪われ、対「深紅」専用兵器とされたロドスだった!さらに、レイたちを足止めしようとする第一皇子・カバジードの不可解な戦略が続き、目的の見えない攻撃にレイは不審を抱く。一方、カバジードと第二皇子・シュルス率いる合同討伐軍は着々と進軍の準備を進めていた。味方すらも翻弄するカバジードの策略で、レイ不在の反乱軍が突如壊滅の危機に!?
ベスティア帝国後継者争いに第三皇子・メルクリオ派ー反乱軍として参戦したレイ。第二皇子が派遣した討伐軍が惨敗し、次は第一皇子派が精鋭揃いで出兵する。しかし、討伐軍を待ち受けるのはレイが直々に鍛え上げた精鋭隊で…!?また、交戦ムードの第一・第二皇子派に対し、第一皇女・フリツィオーネは、反乱軍と手を組もうとしていた。しかし戦力不足の第一皇女軍が単独で帝都を抜け出るのは困難。脱出を手引きするため帝都に向かうレイだったが…。
ベスティア帝国の闘技大会決勝で敗北してしまったレイ。しかし、戦いの中で新たな技術を得たレイはさらなる「強さ」を求め戦場へ飛び立つのだった。一方、第三皇子・メルクリオの救出に成功したヴィヘラたちは、他勢力を退けてメルクリオを継承権争いのトップへ押し上げるため、反乱軍として帝都へ侵攻を開始しようとしていた。少数ながら精鋭揃いのメルクリオ軍。そこにレイが加勢することになり…皇位継承権争いは大波乱の幕開けに!?
失意の中勇者召喚に巻き込まれたアラタ。国を挙げての歓待を受け、一行が目指すは魔王討伐。だが、アラタは自暴自棄からその方針から外れ好き勝手にスキルを習得していく。全ては一人になりたいため。けれど、それは唯一国の支配から逃れる一手だった。異世界で得た新たな縁に支えられ、孤独な男の逆転が始まる。これは、勇者をやめたい男の転移譚。
運営は部下に任せて、自分は自堕落な夢のニート生活!そんな野望を抱いてダンジョンマスターになった下級悪魔のヨルシアだったが、先の戦いで魔人ファマトを退けたことで、いまや六階層のダンジョンを保有する高位悪魔に成り上がってしまっていた。そんな中、有能秘書のリリーナが何やらヨルシアに隠し事をしているようで…?同僚に暴露されたリリーナが打ち明ける「吸精行為」とはいったい?サキュバス美女に幼女暗黒神、幼気な錬金術師、さらに巨乳妖魔や双子の魔法少女も参戦し、くんずほぐれつのダンジョンバトル再び!!
凶悪なアンデッドが夜な夜な自然発生するローエンベルク国営墓地の墓守アレン。ヴァンパイアの国の公爵令嬢フィアーネとの見回りを除き、これまで毎晩一人でアンデッドの駆除を行っていたアレンだったが、先祖との約束を果たしに来たレミア、魔剣の呪いを解く為にアレンの元を訪れたフィリシアの2人が管理人として加わったおかげで、家を継いで以来初めての休暇をとることが出来るようになっていた。そんなある日、王族主催の夜会が行われる。権力に興味の無いアレンは早々に帰ろうとするのだが、そこではアレンの想像を超えた大きな陰謀が渦巻いていた。