著者 : KRN
目覚めると薄暗い部屋に幽閉されていた私は、大好きなアプリゲーム「君恋」の悪役令嬢アデラインとして、まさに断罪直前に転生したことに気付く。しかも、周りは裏切り者だらけ! 裏技で時間を遡り断罪の半日前に戻ったアデラインは、破滅を回避しゲームの世界を満喫するためにラスボスである最凶闇ギルドのマスターに接触・協力を取り付けるも、「美形ながら鬼畜で最凶」のはずのギルマスが、なぜか激甘キャラになっていて……。「最凶」からの溺愛は天国か地獄か!? 崖っぷち令嬢の、フラグへし折りラブファンタジー!
忌み嫌われ者の魔女であるため、貴族令嬢としての恋や結婚を諦めているヴィオラ。身元を隠して魔女見習いをしていたある日、一目惚れしたという貴族紳士からいきなり求婚されてしまう。断固拒否するもお互い名前を伏せたまま交流をすることに。彼の飾らない人柄に惹かれるが、なんとこの国の王太子フェンネルだった。絶対に正体がバレるわけにはいかない。心揺れるヴィオラが選んだ道は!?
プレイしていたゲームの悪役令嬢ディアーヌに転生してしまった夏子。なんとかしてゲームとは違う方向に進めたいと思うのに、気を抜くと悪役令嬢が顔を出して皮肉ばかり口にしてしまうなんて…。このままじゃ最推しのルーカスにも誤解されて嫌われたまま!?せめてバッドエンドは回避したい悪役令嬢の奮闘ロマンス。
見目麗しき龍帝ジークランドの“番”として龍人の国で暮らし始めた、人間の少女アリエット。ようやく自分の気持ちに素直になったジークからの求愛を受け入れ、二人は無事結ばれる、かと思いきや、かなり初心で世事にも恋愛事にも疎いアリエットは、まず龍人国内の見聞を広めることから始める。だが、彼女の匂いで龍人達が寄ってきてしまうため、常にジークに抱き上げられてしまう始末ーー。そんな折、アリエットの祖国ラビルニア王国から、二人の婚約を祝いたいとの招待状が届き、訪れた祝いの夜会でアリエットはセリオット王国の王子フリート、王女のマルグリット、そして黒衣の護衛ユリウスという三人に出会う。アリエットに対し羨望と嫉妬の渦巻く中、ユリウスは一人敵意を剥き出しにしたうえに、「臭い」と囁く……。ユリウスは一体何者? 運命の“番”同士でありながら前途多難な二人が、種族を越え無事結婚できる日はくるのか? 異種族間ラブストーリー第2巻!
龍帝ジークランド・ドラゴニアス。歴代の龍帝の中でも最も美しく強いと、龍人にも人間にも評判の高い、白銀の髪と金色の瞳を持つ王。豊満な胸の美女を好むという彼がラビルニア王国のパーティでようやく出会った番は……なんと赤い髪、ちんくしゃの貧乳娘、アリエットだったーー。思わず「ちんくしゃ」と呟き、あまつさえ無きに等しいかの胸を掴んでしまったジークに、アリエットは平手打ちを放つ。あまりに自分の理想とかけ離れた番の姿に動揺するも龍人の本能には抗いがたく、ジークは「勃っているから立てない」という残念な事態に陥る……。そして、龍帝の番と認定されたアリエットは、身の安全のため、龍人の国へ連れて行かれることにーー。理想と現実と本能と理性の狭間で七転八倒する龍帝と、自分の見た目に自身のない純粋無垢な少女が、時を越えて少しずつ愛を育んでいく、異種族間ラブストーリー!