著者 : Revo
小説 ヴァニシング・スターライト2小説 ヴァニシング・スターライト2
「あんたは、必要ない」 プロデューサーとして信頼していたRevoが姿を消した。 Revoという大きな存在がいない中で、ノエルはVANISHING STARLIGHTデビュー記念イベントを成功させるため奮闘する。 そんな中、以前組んでいたバンドメンバーをノエルが暴行 したという噂が流れ、一転して窮地に立たされてしまい……!? 何の為に歌い、何の為に走ってきたのか。ノエルとRevo、 二人の男の邂逅の果てにあるものとは……? 「君に頼みがある。--ミュージシャンとしての君に」 片翼を失った夜鷹は今、再びその命を燃やす!!
Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語(上)Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語(上)
今晩和、親愛なる地平線の旅人よ。これは朝とも夜ともつかない地平で目覚める君の為の物語(Roman)だ。傷つき敗れ、失う者達の物語(Roman)だ。それでも空を仰ぎ、彷徨い続ける者達の物語(Roman)だ。嗚呼、僕達は生まれて来る。そして、死んで行く。廻り続ける風車のように。これはそこにある物語(Roman)だ。どこにでもある特別な物語(Roman)だ。さあ、詩を灯そう。詠い続けよう。いずれ聖夜(ノエル)に生まれいづる彼のように。
PREV1NEXT