著者 : ayane
プロローグは刺激的に(1)プロローグは刺激的に(1)
編集者になる夢を見て上京した28歳のまひるは、希望の職に就けず派遣先のスーパーで細々と働く日々。 ある日、ぼさぼさ頭に無精ひげ、着流しに下駄という明らかに不審な男にうっかり生卵をぶちまけてしまった!! すると、「ずっと気になっていた」「ずっと好きだった」と、この怪しい男に猛烈アプローチされることに。 でも、ときめく言葉を言われているはずなのに、なんだか様子が変なんですけど?? 「問題ない。俺は作家、只野直人だ」 問題大アリ! どうやら男は、『恋愛』小説を書くためにまひるが必要だったようで……!? 偏屈作家と地味な派遣女子の、ドラマのように“刺激的な恋”が始まるーー。
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