小説むすび | 遙かなる祭

遙かなる祭

遙かなる祭

発売日

1997年5月1日 発売

「旅先の祭りのなかをこうしてぶらぶら歩くこと、それがわたしの祭りだった」-植民者の子として過ごした朝鮮での記憶を抱きつつ、旅商いの人々の漂泊と遠い夢に惹かれ、各地の祭りを尋ね歩く日々。友人たか子もまた、露店の親分との強烈な過去を持っていた。二人の心が漂う幽玄の世界を描く。

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