空っぽ聖女として捨てられたはずが、嫁ぎ先の皇帝陛下に溺愛されています 2
帝国の皇妃として結婚式を挙げたティアナ。形だけの夫婦のはずだったが、懸命に聖女の使命を果たすティアナの姿、そして彼女が前世で敬愛していた恩人のエルセだったことを知った皇帝フェリクスは、全てを懸けてティアナを愛することを誓う。一方、前世で親しかったルフィノにも、『きっと僕の人生で、誰かを好きになるのはこれが最初で最後ですから』とエルセへの忘れられない想いがあるようで…。そんな中、彼らと協力して帝国の呪いを解き、追い詰めた人物には意外な真相が…!