小説むすび | 天地明察(下)

天地明察(下)

天地明察(下)

著者

冲方丁

出版社

KADOKAWA

発売日

2012年5月18日 発売

「この国の老いた暦を斬ってくれぬか」会津藩藩主にして将軍家綱の後見人、保科正之から春海に告げられた重き言葉。武家と公家、士と農、そして天と地を強靱な絆で結ぶこの改暦事業は、文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。改暦の「総大将」に任じられた春海だが、ここから想像を絶する苦闘の道が始まることになるー。碁打ちにして暦法家・渋川春海の20年に亘る奮闘・挫折・喜び、そして恋。

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