小説むすび | 楠の実が熟すまで

楠の実が熟すまで

楠の実が熟すまで

出版社

KADOKAWA

発売日

2012年7月25日 発売

期限は初冬、楠の実が熟すまで。21歳の利津は、御徒目付を務める伯父に命じられ、潜入捜査のため京の下級公家・高屋家に嫁いだ。安永年間、禁裏での出費増大に頭を悩ませた幕府は、公家たちの不正を疑うが、探索のため送り込んだ者たちは次々に謎の死を遂げていた。最後の切り札として単身乗り込んだ女隠密・利津は、高屋家に夫の弟・右近が幽閉されているのを知る。証拠はどこに…?著者の新境地を拓く、長編時代ミステリー。

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