戦都の陰陽師 騒乱ノ奈良編
時は戦国。大陰陽師・安倍晴明の末裔たる土御門家を“魔天の四天狗”を名のる魔物が襲撃、魔を滅ぼす霊剣・速秋津比売の剣を奪い去る。それは裏蘆屋の流れをくむ妖術師・果心居士の指図だった。果心居士は奸雄・松永久秀を操り、恐るべき陰謀を企てていた。霊剣を取り戻すため、土御門家随一の使い手・光子姫は、凄腕の伊賀忍び・疾風らに守られながら、久秀のいる多聞山城をめざすがー。新説・陰陽師物語、待望の第2巻。
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信長上洛の噂が囁かれる戦乱の京。数百年ぶりに結界に深刻な穴が生じ、侵入する妖の跳梁を許してしまう。陰陽師・土御門家の姫・光子は、伊賀の忍び7人を護衛に、出雲に隠された霊剣を求める危険な旅に出る。 2011/12/22 発売