小説むすび | 警視庁文書捜査官

警視庁文書捜査官

警視庁文書捜査官

出版社

KADOKAWA

発売日

2015年1月29日 発売

警視庁捜査第一課科学捜査係文書解読班ー仰々しい名前から掛け離れた「資料保管室」という別名を持つ部署に配属された、鳴海理沙と矢代朋彦。捜査資料の整理と分類に明け暮れる毎日だったが、理沙には、「文章心理学」を応用した文書解読員としての捜査が期待されていた。そして、杉並区で起きた殺人事件で初の出動命令が下った。現場で二人を待ち受けていたのは、右手が切断された遺体。被害者の身元が分かるものは無く、レシートに書かれたメモと不可解なアルファベットのカードが現場に残されていた。被害者の右手はなぜ切断されていたのか?そして、メモとカードは何を意味しているのか。やがて、文書から被害者に辿りついた理沙の閃きが、捜査に突破口をもたらす。

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