バベル九朔(1)
万城目ワールド10周年。新たな幕開けを告げる、最強の「奇書」が誕生!!
俺を追ってくるのは、夢か? カラスか?
作家志望の雑居ビル管理人が巻き込まれた、世界の一大事とはーー。
作家志望の「夢」を抱き、 雑居ビル「バベル九朔」の管理人を務めている俺の前に、ある日、全身黒ずくめの「カラス女」が現われ問うてきた……「扉は、どこ? バベルは壊れかけている」。巨大ネズミの徘徊、空き巣事件発生、店子の家賃滞納、小説新人賞への挑戦ーー心が安まる暇もない俺がうっかり触れた一枚の絵。その瞬間、俺はなぜか湖で溺れていた。そこで出会った見知らぬ少女から、「鍵」を受け取った俺の前に出現したのはーー雲をも貫く、巨大な塔だった。
万城目学、初の「自伝的?」青春エンタメ!
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カラス女、ヘンテコ店舗、夢の結末ーー雑居ビル管理人を最上階で待つものは。 全編ずっとビルのなか。 最狭(さいきょう)かつ最高の冒険譚! 俺は5階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。 巨大ネズミ出没、空き巣事件発生と騒がしい毎日のなか、ついに自信作の大長編を書き上げた。 だが、タイトル決めで悩む俺を、謎の“カラス女”が付け回す。 ビル内のテナントに逃げこんだ俺は、ある絵に触れた途端、見慣れた自分の部屋で目覚めるーー外には何故か遙か上へと続く階段と見知らぬテナント達が。 「バベル九朔」に隠された壮大な秘密とは? 2019/02/23 発売