小説むすび | インドラネット

インドラネット

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出版社

KADOKAWA

発売日

2021年5月28日 発売

平凡な顔、運動神経は鈍く、勉強も得意ではないー取り柄のないことにコンプレックスを抱いてきた八目晃は、無為な生活を送っていた。唯一の誇りは、高校の同級生で、カリスマ性を持つ野々宮空知と、彼の美貌の姉妹と親しく付き合ったこと。だがその空知が、カンボジアで消息を絶ったという。空知を追い、東南アジアの混沌に飛び込んだ晃を待ち受けていたのは、美しい3きょうだいが持つ凄絶な過去だった…。数多の文学賞受賞の著者が到達した「現代の黙示録」。

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