30年前の誘拐事件を追う木立省吾は、容疑者の娘・江藤早百合を見つけたことから、被害者の兄・白川一希に接触を図る。一希の曖昧な記憶と葛藤の奥に潜む、衝撃の結末とはー静かに迫りくるヒューマンサスペンス!
御家人の次男と三男である松之介、竹之丞、梅太郎の三人は、生家で居候・穀潰しと冷遇される身だが、弱い者いじめをとことん嫌う気持ちのいい男たちだ。風俗取締りの御改革のせいで火の消えたような江戸の町。ある日、梅太郎は十六、七の娘を救う。娘は悪い男に狙われているという。男は妖怪・鳥居耀蔵の手先で、ご法度の抜け荷に手を染めていた。南蛮渡りの淫薬で若い娘を弄でぶ奸物に“松竹梅”は怒りの一閃を討つ。 2008/10/01 発売