小説むすび | 不死蝶

不死蝶

不死蝶

「蝶が死んでも、翌年美しくよみがえるように、いつか帰ってきます」。23年前、謎の言葉を残し姿を消した一人の女性。鍾乳洞で起きた殺人事件の容疑者だった彼女は、成長した娘と共に疑いをはらすべく、因縁の地に戻ってきた。だが彼女の眼の前で、再び殺人が起きる。被害者の胸には、当時と同じく、剣のように鋭い鍾乳石が…。迷路のような鍾乳洞で続発する殺人事件の謎を追って、金田一耕助の名推理が冴える!

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