小説むすび | ただいま、ふたりの宝石箱

ただいま、ふたりの宝石箱

ただいま、ふたりの宝石箱

仮面をかぶったまま仕事をこなし、“期待の逸材”と呼ばれていた涼子。ある日ぷつんと切れてしまった糸に気づき退職してから、譲り受けた古民家で日がな趣味のアクセサリーづくりをして暮らしていた。そんな家に店子として住むことになったのは、宝飾職人の「希美」さん。趣味も合うと楽しみにしていた涼子だったが、やってきたのは優しげな雰囲気のきれいな顔をした男性でー?心を潤す、あたたかな再生の物語。

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