小説むすび | 猟犬の旗

猟犬の旗

猟犬の旗

出版社

KADOKAWA

発売日

2019年6月14日 発売

「お前たちのためじゃない。俺の仕事のためだ」
「外国人の反乱か。いいな。確かに現状はそういう感じになりつつある」

 日本の誇る情報機関(便宜上「イトウ家」と呼ばれる)、そこには使役される猟犬(スパイ)がいる。
「何事もないのが一番いい。そのためならどんなこともする」猟犬たち。
ある者は望んで、ある者は脅され、その身を機関に捧げている。
 外国人にもかかわらず、不本意ながら猟犬となった男が休暇を取ったその日、日本のまどろみは崩壊したーー。
関西国際空港に新宿駅、日本の主要都市で起きる爆弾テロに銃撃テロ。“外国人の反乱”に、男が動く。
 猟犬は、どの旗に忠誠を誓うのか?

 現代日本を舞台とした、スパイ小説の新潮流!!
第一章 発火
第二章 “平和”
第三章 雇用
第四章 外人
第五章 対峙
第六章 日本

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