小説むすび | 邪宗門の惨劇

邪宗門の惨劇

邪宗門の惨劇

出版社

KADOKAWA

発売日

2019年2月23日 発売

“母さん、帰らぬ、さびしいな。金魚を一匹突き殺す。”北原白秋の童謡『金魚』と共に、作家・朝比奈耕作に送られてきた、中学時代の同級生・熊谷須磨子からの手紙。朝比奈は指示通り松涛の洋館を訪れるが、同様に呼び出された同級生2人と館に閉じ込められてしまう。蝋燭だけが頼りの暗闇で脱出を試みる3人だが、やがてどこからか女の金切り声が響き渡りーカーテンの裏には“突き殺された”熊谷須磨子の死体が転がっていた!

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