小説むすび | バーニング・ダンサー

バーニング・ダンサー

バーニング・ダンサー

出版社

KADOKAWA

発売日

2024年7月26日 発売

「あの、私も妹も、交通総務課から来ました」。そう聞いて、永嶺スバルは絶句した。犯人を挙げるため違法捜査も厭わなかった捜査一課での職務を失い、異動した先での初日。やって来たのは、仲良し姉妹、田舎の駐在所から来た好々爺、机の下に隠れて怯える女性、民間人を誤認逮捕しかけても悪びれない金髪男だった。着任早々、異様な事件の報告が入る。全身の血液が沸騰した死体と、炭化するほど燃やされた死体。-後に犯人は声明をネットにアップし、日本中を混乱と恐怖に陥れる。相棒を失った心の傷が癒えぬ永嶺は、この「警視庁公安部公安第五課 コトダマ犯罪調査課」のメンバーと捜査を開始した。彼らの共通点はただ一つ。ある能力を保持していることだったー。6作品連続「このミステリーがすごい!」ランクイン&「本格ミステリ大賞(評論・研究部門)」受賞作家最新作。

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