青い世界の中で、きみが隣にいてくれた
自分にないものを、たくさん持っている人たちが眩しかった。
高校1年生の海実は奥二重がコンプレックス。アプリで加工をしているとクラスの男子にからかわれてしまう。ショックのあまり、自分の顔がおかしく見える「思春期の風邪」に罹ってしまった。マスクで顔を隠して学校に通うが、次第に家から出るのもつらくなっていった。そんなとき、よくない噂の多いクラスメイトの久米くんに「俺の息抜きに付き合って」と声をかけられ、授業をサボることになってーー。
ひとつの出会いが私の世界を変えてくれる。
共感度抜群!この物語はあなたの宝物になるーー。
『青春ゲシュタルト崩壊』の著者が贈る、恋と勇気の青春物語。