小説むすび | 撃鉄の心臓

撃鉄の心臓

撃鉄の心臓

大戦により甚大な被害を受け、国家の枠が取り払われて“人種のるつぼ”となった日本。巨大犯罪組織ヴィスコンティ・ファミリーの幹部ハイムラ・ユージは、組織に裏切られ殺されてしまう。だがすべてを失ったはずのユージは、気まぐれな死神の手によって蘇った。その傍らには、彼の“心臓”をその身に宿す少女・クオレ。「これはあなたの鼓動なのよねーユージ、あなたはまだ生きてる。ありがとう」ユージは、自らの鼓動を聞く少女を連れ、後戻りのきかない復讐の道をつき進む。復讐はエネルギーだ。活力だ。納得できない?それで結構!これはヒトも悪魔も聖職者も、声をそろえる復讐賛歌。

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