小説むすび | 雨と夢のあとに

雨と夢のあとに

雨と夢のあとに

著者

柳美里

出版社

KADOKAWA

発売日

2008年2月23日 発売

蝶の撮影で海外に出かけたきり、10日間も音信不通だった写真家の父が帰ってきた。ひとりで留守番していた12歳の少女・雨は喜びも束の間、右手に火傷を負ってしまう。手当てをしてくれたのは隣室の女性・暁子だった。父との楽しい毎日が戻ったかに見えたが、雨の周りでは奇怪な出来事が次々と起こる。そして、突然現れた実の母親が、雨に衝撃の事実を告げるー。精緻な筆致で家族とは何かを問う幻想ホラー小説。

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