小説むすび | 幼女戦記 12 Mundus vult decipi、 ergo decipiatur

幼女戦記 12 Mundus vult decipi、 ergo decipiatur

幼女戦記 12 Mundus vult decipi、 ergo decipiatur

戦場で勝利し、戦場で勝利し続け、しかし帝国は破滅へ一直線。爛れ切った愛国心と、残酷な現実の抱擁を経てゼートゥーアは「世界の敵」たるべく舞台を作り上げていく。死に逃げることも出来ない参謀本部の責任者としてゼートゥーアが求めるのは『最良の敗北』なのだ。言葉よりも、理性よりも、ただ、衝撃を世界に。世界よ、刮目せよ、恐怖せよ、そして神話に安住せよ。我こそは、諸悪の根源なり。

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