小説むすび | 幼女戦記 14 Dum spiro、spero -下ー

幼女戦記 14 Dum spiro、spero -下ー

幼女戦記 14 Dum spiro、spero -下ー

東部戦線は、地獄である。迫りくる敵軍。破滅していく友軍。まともに食えず飲めず眠れず。それでも戦争は終わらない。終わりの先延ばしに過ぎない勝利を求め、ターニャは魔導部隊を率いて戦場を疾駆し、吼える。我ら帝国軍航空魔導師、と。我に抗いうる敵はなし、と。そして、セートゥーアはついに成し遂げる。世界の敵の面目躍如たるかな、と。これは黄昏時に輝く魔導師と、世界の敵たるべく暗躍する老人の物語。

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