小説むすび | ゲテモノゲゲと呪いの魔法

ゲテモノゲゲと呪いの魔法

ゲテモノゲゲと呪いの魔法

光魔法を得意とする「光魔法のジェレミ」ことジェレマイヤ・エル・バルドは、優秀で努力家だが学生時代から何をやっても二番手だった。そのため、いつも自分を超えて一番の座にいる「闇魔法のヨアン」に張り合ってきたが、ヨアンには全く相手にされていないどころか名前も覚えられていない。ある日、ジェレミは客から依頼された呪い魔法の錬成に失敗して、目ん玉ひとつで手足は短め四つん這い(鳴き声は「ゲゲッ」)の、手乗りサイズのゲテモノになってしまう。元に戻る術もないジェレミが困り果てて力尽きていたところを、一方的にライバル視しているヨアンに拾われて、「ゲテモノのゲゲ」として一緒に暮らすことに。そんなある日、魔獣を操り悪事を働く悪い魔法使い、そして魔獣を含めたゲテモノが大好きなジャギラが“ゲゲ”を攫ってしまい…。

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