小説むすび | 目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。(1)

目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。(1)

目の前の惨劇で前世を思い出したけど、あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいです。(1)

三大公家テ・トーラ家の血を引くネオンは幼き頃に公爵家を追い出され、母と兄弟と共に平民として暮らしていた。しかし18になると政略結婚のために連れ戻され、辺境伯当主ラスボラ・ヘテロ・モルファの元へ嫁がされる。
家族のため政略結婚を受け入れたネオンだったが、ラスボラに愛することはないと突き放され、開き直って悠々自適な引きこもり生活を満喫していた。
そんなある日、家令と侍女長に勧められ辺境騎士団の視察に出たネオンだったが、そこで目にしたのはまともな治療もされずにあばら家に閉じ込められる負傷した騎士たちの姿だった。
その“惨劇”の光景に思わず嘔吐し、同時に看護師であった前世の記憶を思い出すーー!
「私は辺境伯夫人として、最初の慈善事業『負傷者への看護』を行わせていただきます」
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
第十章
終章
用語集
特別短編

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