小説むすび | 僕らの惜春

僕らの惜春

僕らの惜春

出版社

星海社

発売日

2016年2月27日 発売

80年代ー僕も時代も思春期だった。アメリカとソビエトは冷戦状態にあり、ドイツには壁があった。僕も時代も緊張していたし、成熟には程遠かった。そんな時に出逢ったのが、君だった。君から教えてもらったのは、僕になにが欠けているのかということだった。君が求めているものをさしだすために、僕がなにをすべきか、僕はようやく考えることができたんだ。その時、世界が僕をふりむいた。青い春が散り、僕は君の手をとって歩きはじめる。遠い記憶をたどりながら語られる、昨日みた夢のような甘く切ない恋愛小説。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP