小説むすび | ぼくは彼女のふりをする

ぼくは彼女のふりをする

ぼくは彼女のふりをする

中学二年生の少年にはとある秘密があった。それは、双子の姉「ひかり」の制服を着て、少女のふりをしているということ。「ひかり」に好意を寄せる少年、立花。少年の歪さを疑う養護教諭、真壁。そして、「少年」を認識できない母親ー。姉のふりを続ける少年は、少年と少女の二つの生活を送るうちに、自分自身の在り方を問い始める。「自分」とは何なのか。他人が認識する姿と本当の自分のどちらが正しいのか。やがて、第二次性徴を迎えた少年は、「少女」を続けることが少しずつ難しくなっていきー。思春期の繊細に揺れ動く心を描いた新しい青春ストーリー!!!

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