小説むすび | 十六の夏の四日間

十六の夏の四日間

十六の夏の四日間

出版社

集英社

発売日

1988年8月1日 発売

兄の綜太郎の勧めで郁生は兄と一緒に、小学生のためのサマースクールに学生リーダーとして参加することになった。夏休みのその時期、郁生は暇だったし、リーダーになるとバイト料が出る。4日間拘束だが、涼しい高原のキャンプはなかなか魅力的だ。顔合わせ後のミーティングは気楽なムードだし、スタッフのメンバーもみな気さくだったが、特に子供好きでもない郁生には少々不安が残った。

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