小説むすび | きみが好きだから

きみが好きだから

きみが好きだから

出版社

集英社

発売日

1988年12月1日 発売

ぼく(安達勇太)が、倉橋美麗とつきあい始めてから1年半になる。でも、いまだにぼくは美麗のことを好きなのかどうかわからない。そして、それは美麗も同じ。ぼくたちは、お互いを束縛しない、自由な関係の友達なのだ。ある夜、ぼくは美麗に電話した。部屋に行っていいかときいたら、友達がきてるという。行って、その友達に会って驚いた。その子は小学校時代にあこがれていた女の子だった。

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