小説むすび | サウンド・オブ・サイレンス

サウンド・オブ・サイレンス

サウンド・オブ・サイレンス

出版社

集英社

発売日

1989年1月1日 発売

おせっかい焼きの千亜紀の恋人でお人好しの玉三郎には、マジシャン見習い中の陸という友人がいた。陸は行方不明の師匠を捜してパリからニューヨークへ飛び、飛行機の中で催眠術でハイジャッカーを捕まえ、大西洋子という少女を知った。師匠の姿を求めてあてもなくさまよう陸は、セントラル・パークで、夢中でダンスの練習をしている洋子を見かけた。彼女もまた、見習い中のダンサーだった。

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