マヨの王 〜某大手マヨネーズ会社社員の孫と女騎士、異世界で《密売王》となる〜
「マヨネーズのように白い心であれ」亡き祖母の教えを守り、真面目に生きてきた弦木恭一郎だったが、ある日痴漢の冤罪をかけられて、それまで築き上げてきた信頼や自負を失ってしまう。絶望して妹のふたばと共に、街を歩いていると、突如現れた謎の光に包まれ、二人は異世界へと転生した。だが、そこで二人を助けてくれた優しい姫や女騎士さえ、貴族たちによる非道な迫害や貧困に悩んでいた。世界は、正しい者が苦しむ絶望の牢獄だ。そんな姿を見た恭一郎は、自ら悪に堕ちて彼女たちを救う決意をするーこの世界では禁断の調味料とされるマヨネーズの力で!!前代未聞の異世界転生ピカレスクロマン、ここに開幕!「小説家になろう」人気連載書籍化!