後宮の獣使い 2 〜獣をモフモフしたいだけなので、皇太子の溺愛は困ります〜
そこは人間と獣が共存し、四つの後宮を持つ「四聖城」。
獣の世話をする最底辺の身分・「獣吏」ながら、皇太子殿下・鏡水に溺愛されている羽は、雪楼妃の事件を解決し、不眠症に悩む高流帝をも、モフモフ猫祭りで癒やした。
様々な獣に関わる問題を解決するうちに、四聖城内でも羽は評判になり、鏡水との仲もますます深まっていく。
そんな折、鏡水とともに城下町に降りることになってしまった羽は、そこで二人の仙術師と出会う。
何やら鏡水とも顔見知りらしい彼らは、「豊獣の儀」を開催するために呼ばれた男たちだった。
獣たちの無病息災を祈る神聖な儀式に心躍らせる羽だったが、その裏で仙術師たちが暗躍していて…!?
獣を愛する少女の成り上がり中華ファンタジー、第2巻!!