小説むすび | きみが逝くのをここで待ってる 〜札駅西口、カラオケあまや〜

きみが逝くのをここで待ってる 〜札駅西口、カラオケあまや〜

きみが逝くのをここで待ってる 〜札駅西口、カラオケあまや〜

新歓コンパで行ったカラオケ店には、生首が転がっていた。「お客様、もしかして、視えてます?」話しかけてきた店長・花宮からここで働くよう誘われた和仁。この店は、この世にとどまっている霊を集めて、あの世に送り出す場所らしい。花宮も「視える」人間のはずだが、常に和仁の傍にいる土色の男の霊については詮索してこない。ここで働くことにした和仁だが…?

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