時代小説 ザ・ベスト2019
2018年発行の文芸誌に発表された200余の歴史・時代小説の短編から、これぞ傑作の太鼓判を押す11編を収録。大食い競いの顛末から徳川初期の時代性を映し出す吉川永青「一生の食」に始まり、幕末の世を舞台に武家の妻女の切ない恋を描く諸田玲子「太鼓橋雪景色」まで、一気に読ませる。名手たちが濃やかにつづる、情や志が胸を打つ、年度版アンソロジー。コレクションとしても最適なオリジナル文庫。
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青山文平、折口真喜子、花房観音、植松三十里、奥山景布子、武内涼、西山ガラシャ、村木嵐、小松エメル、仁志耕一郎、谷津矢車、吉川永青。2016年に発表された傑作時代小説12編を収録。(巻末エッセイ/末國善己) 2017/06/22 発売