小説むすび | 牛込御門余時

牛込御門余時

牛込御門余時

出版社

集英社

発売日

2008年8月25日 発売

牛込御門近くに建つ吉田御殿。ここで暮らす徳川秀忠の娘・千姫が、夜な夜な男をもてあそび、殺害するとの噂がたつが、その真相は…(「千姫と乳酪」)。家綱公の旗本、大久保彦六。雨中休業中の市松座を、直参の沽券で開かせたのはいいが…(「九枚の皿」)。茶屋の娘と孤老の武士のはかない交流、歌舞伎役者に入れ込む旗本の奥方など、牛込界隈を舞台にさまざまな人間模様を描く八編を収録。

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