小説むすび | 千里眼のマジシャン

千里眼のマジシャン

千里眼のマジシャン

出版社

小学館

発売日

2003年3月20日 発売

お台場にカジノ出現!政府高官、警察官僚が招待されたオープン前興行の日、事件は起こった。天才少女マジシャン・里見沙希のショーの直前、招待客で満杯の特設劇場が、突如数十名を超すゲリラ勢力に占拠された。軍用装備で完全武装した彼らは、VIPを人質に、カジノ用に準備された四百億の現金と、海上自衛隊の最新鋭原潜“やましお”の引き渡しを政府に要求した。情報手段は、ゲリラ部隊に完全に制圧された。トップを人質に取られた警視庁は指揮系統が完全麻痺、閣僚を人質にしたテロの発生に政府の緊急事態室も機能不全に陥った。ゲリラの正体は?そして四百億と原潜の行方は?195万部突破の超人気読み切りシリーズ『千里眼』の岬美由紀と、“トリックを超えたトリック”小説『マジシャン』の里見沙希が、未曾有の危機に直面する。小説の枠を次々と打ち破る松岡圭祐の魅力が縦横に炸裂する最新作。

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