高野山
天正八年、高野山大門炎上。火をつけたのはノブナガ配下の「黒母衣衆」だった。高野客僧・木食応其は、比叡山の焼き討ちを想起させる事態を前に、密教秘術を使いこなす修験者のナビキらに戦の準備を命じる。さらにノブナガの重臣・ミツヒデが主君への不信を募らせていることを知り…。
天正八年、高野山大門炎上。火をつけたのはノブナガ配下の「黒母衣衆」だった。高野客僧・木食応其は、比叡山の焼き討ちを想起させる事態を前に、密教秘術を使いこなす修験者のナビキらに戦の準備を命じる。さらにノブナガの重臣・ミツヒデが主君への不信を募らせていることを知り…。