恋する・ヴァンパイア
二〇一五年四月公開の映画『恋する・ヴァンパイア』の原作小説。日本で唯一のヴァンパイア一家に生まれた伴キイラは、ヴァンパイアであることを誰にも知られないようにひっそりと生きていた。二十歳になったある日、キイラが十二歳の頃に想いを寄せていた初恋の人・哲と偶然の再会を果たす。想いを伝えたいけど、自分がヴァンパイアであることは知られたくない。そんなキイラのジレンマが二人の恋の前進を妨げる。そんな中、横浜でヴァンパイアによる凶悪な事件が起こる。人間とヴァンパイアは、共存できないの?心痛めるキイラが選んだ道は…禁断の恋物語。