小説むすび | 福を届けよ

福を届けよ

福を届けよ

出版社

小学館

発売日

2016年3月8日 発売

長年仕えた店主に気に入られ、日本橋の紙問屋で若き主となった勘七。その頃、小諸藩から藩札作りの大仕事が舞い込む。しかし、藩の内紛に巻き込まれ、店が襲われた。藩札が奪われ、父親の善五郎はその時のけがが元で亡くなり、二千両もの借金を背負ってしまう。そんななか勘七は、新三郎や紀之介といった親友や、祐筆を辞め町人となって実家に戻ってきたお京と付き合い、勝麟太郎や浜口儀兵衛から助言をもらい商いを学んでいく。巨額の借金をどう返済するのか。商人の心構えが詰まった、熱血時代小説!

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