小説むすび | トヨトミの野望

トヨトミの野望

トヨトミの野望

出版社

小学館

発売日

2019年10月4日 発売

経済界を震撼させた超問題作奇跡の文庫化

「本書の内容のどこまでが事実でどこまでがフィクションなのか。
これについて、巨大自動車企業に極めて近い経営者は99%が事実と私に言い切った。一方で良識ある自動車業界担当の官僚は、まあ、半分くらいじゃないですかね、と口を濁す。名古屋界隈の書店から本書はすべて消えた、とか(中略)さまざまな噂が駆け巡るが、真実を知るものは本書の登場人物のモデルとされる人物だけだろうし、彼らが本書の真偽を語ることは絶対にないだろう。
本書は週刊誌ではないのだから、真偽のほどなどどうでもいい。フィクションと割り切って読むと、これほど面白い企業小説はない」(夏野剛氏による解説より)

序 章 荒ぶる夜
第一章 ふたりの使用人
第二章 社内事情
第三章 北京の怪人
第四章 ジュニアの憂鬱
第五章 暴君
第六章 ハイブリッド
第七章 異端児
第八章 萌芽
第九章 去りゆく男
第十章 スキャンダル
第十一章 クーデター
第十二章 ナッパ服の王さま
第十三章 そして、公聴会へ
第十四章 誤算
終 章 幕が上がる

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