小説むすび | 新米獣医ですが、妖怪の診療はじめます。

新米獣医ですが、妖怪の診療はじめます。

新米獣医ですが、妖怪の診療はじめます。

新米獣医師のコハルは、この春に大学の獣医学部を卒業したばかり。ところが田舎の祖父が営む診療所で働こうとした矢先、その頼りの祖父がまさかの急逝。悲しむ暇もなくたったひとりで診療所を再開することになったコハルのもとに、深夜、血まみれの急患がやってくる。それは人語を操る黒犬で、自分のことを「蒼灯」と名乗るのだった。翌朝、台所には当然のような顔で食事を作る青年・蒼灯の姿が。どうやらコハルの祖父は、妖怪の間では有名な存在だったらしい。それからというもの診療所には、一般の患畜にまじって彼ら人外の者たちがぞくぞく訪れて…?

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