小説むすび | 太平記鬼伝ー児島高徳

太平記鬼伝ー児島高徳

太平記鬼伝ー児島高徳

出版社

小学館

発売日

2005年11月1日 発売

元弘三年二月、五流山伏・児島高徳は、隠岐島に流された後醍醐天皇を脱出させることに成功する。高徳は、立川流の文観上人から、“螢惑星”という世に風雲を巻き起こす相があるといわれ、同じ相が足利尊氏にもあると知らされる。やがて後醍醐天皇は尊氏に追われ、南朝を起こす。高徳は、後醍醐天皇への信義を貫き、度重なる誘いにも動ぜず、尊氏と戦い続けた。北畠親房、楠木正成、新田義貞らの名将が活躍した謀略・野望うずまく南北朝時代の、知られざる人物の苛烈な生涯。

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