小説むすび | 桜吹雪の雷刃

桜吹雪の雷刃

桜吹雪の雷刃

著者

翔田寛

出版社

小学館

発売日

2011年3月4日 発売

享保九年(一七二四年)、神君・徳川家康の命日である四月十七日に、八代将軍・吉宗が久能山へ参詣することとなった。幕府の要人たちが準備に追われるなか、鉄砲方を拝命している旗本・井上義継の跡継ぎ小十郎が誘拐される。御用取次の加納久通は、尾張藩がこの策謀に絡んでいるとみて、目安箱改め方の竜巻誠十郎に調査を命じる。事件には誠十郎の父・竜巻順三と、ある「結社」が関係していた。尾張藩邸に潜入した誠十郎と相棒の勘次の前に、書院番頭にして究極の剣技といわれる小野派一刀流の使い手・嶋信綱が立ちはだかる。大好評シリーズ第一部ついに完結。

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