真・異界残侠伝
異世界カントレイアへ迷い込んだ中年男、九条尽ーツクシは、言葉すら通じない異界の街を彷徨い歩くうち、瀕死の老剣士と出会い、その死に際にひと振りの刀を託される。それは恐るべき業を宿す魔刀だった。悠里、アルバトロスとの邂逅によって危機的状況を脱したツクシだったが、二人からの冒険者団への誘いを拒絶し、断固として日本へ帰ることを主張する。己の意地を通すべく、ツクシは魔刀を携え、帰還の手掛かりを求めて『異形の巣』と呼ばれるダンジョンに挑む!酒にだらしないロクでなし剣士の異世界ダークファンタジー!!